火災誌 304号(VOl.60,No1,2010) 2010年2月

火災誌 304号 目次

<特集:有機質系断熱材を用いた建物の急激に延焼拡大する火災>
前文 火災誌編集小委員会(1)
神戸市で発生した小麦粉製品工場における消防士殉職火災 北後明彦(2)
可燃性断熱材が急激な延焼拡大の要因となった火災とその対策 上山 繁(8)
有機質系断熱材に関わる防火性能試験と評価について 田中義昭(14)
サンドイッチパネルが延焼媒体となった倉庫火災調査 若月 薫,益村宏児(19)
可燃性外壁に求められる火災安全性能について 野口貴文,吉岡英樹(25)
火災時の情報伝達と避難行動におけるユニバーサルデザインの考え方
佐野友紀(30)
東京理科大学 総合研究機構 火災科学研究センターの活動紹介
水野雅之,松山 賢,菅原進一(36)
東京消防出初式見学記 山下平祐(42)
東京消防庁装備工場見学記 火災誌編集小委員会(45)
「女子中高生夏の学校2009」ポスターセッションへの参加報告 総務委員会(49)
APSS2009(Asia Pacific Symposium on Safety 2009)参加報告 今村友彦(50)
<消防機関における研究活動報告(第18回)>
消防活動上留意すべき硫化水素の特徴と除去
大野直也,柴田靖史,松本 学(54)
火災・災害ニュース (59)
国際会議情報 (61)
訃報 名誉会員難波桂芳先生のご逝去 (62)
掲示板 (63)
日本火災学会60周年事業募金報告 (64)

会告

Vol. 60 No. 1 2010 . 2 日本火災学会発行

火災誌 303号(VOl.59,No6,2009) 2009年12月

火災誌 303号 目次

<特集:ユニバーサルデザインを考慮した火災警報設備>
ユニバーサルデザインと居住施設における火災対策
野村 歡,村井裕樹,志田弘二(1)
要援護者用火災警報・通報手法の開発 河関大祐,田村裕之,高梨健一(7)
聴覚障害者・難聴者等のための火災警報装置
  -音と光の警報装置の調査・官能実証試験から- 山本賢三(13)
海外におけるユニバーサルデザインを考慮した住宅用火災警報器の警報
有野隆則(19)
海外でポスドク6年間 -サバイバル体験記- 桑名一徳(25)
東京理科大学グローバルCOEプログラムの国際シンポジウム開催報告
水野雅之(29)
日本火災学会の活動に関するアンケート調査結果報告 事業検討委員会(35)
用語解説:ドレンチャー設備 吉葉裕毅雄(39)
用語解説:防爆電気設備 八島正明(40)
研究所紹介コーナーNo.30
竹中工務店「新耐火実験棟」の紹介 出口嘉一,長岡 勉,大橋宏和(41)
研究室リレー:千葉科学大学危機管理学部・高研究室 高 黎静(44)
<消防機関における研究活動報告(第16回>
消防活動における有酸素能力と無酸素能力について
中住 斉,高橋 渉,菅原法之(48)
<消防機関における研究活動報告(第17回>
消防隊員の放水技能に関する検証 徳永敦司(54)
〔火災発生事例〕
鉄道変電所から出火しライフラインに影響を及ぼした火災 東京消防庁調査課(60)
火災・災害ニュース (64)
国際会議情報 (66)
火災誌 第59巻(2009年)の年間目次 (67)
会告

Vol. 59 No. 6 2009 . 12 日本火災学会発行

火災誌 302号(VOl.59,No5,2009) 2009年10月

火災誌 302号 目次

<特集:文化財建造物の保存と防災対策の調和を目指して>
文化財建造物の火災安全の現状と課題 長谷見雄二(1)
京都における文化遺産建造物の火災と防災対策の歴史 大窪健之(7)
米英仏独における歴史的建築物の火災対策 後藤 治(13)
重要文化財(建造物)の総合防災対策の新たな展開 梅津章子(19)
日本における文化財建造物の防災設備 八木 充(25)
三菱一号館再建における屋根の耐火実験・耐火設計
西村俊彦,高橋 寛,安井 昇,長谷見雄二(31)
自然発火現象について 鶴田 俊(37)
インターネット上の火災・爆発災害等のデータベース 八島正明(40)
新刊紹介「基礎 火災現象原論」 (45)
研究室リレー:福井大学 流体システム研究室(田中研究室) 田中 太(46)
<消防機関における研究活動報告>(第15回)
心肺停止状態の傷病者に適切な胸骨圧迫心マッサージを継続する方策の検証
東京消防庁消防技術安全所(48)
〔火災発生事例〕
運転していないエアコン室内機(社告品)から出火した火災 東京消防庁調査課(54)
火災・災害ニュース (58)
日本火災学会論文集 第59巻第3号の概要 (60)
国際会議情報 (61)
訃報 名誉会員上原陽一先生のご逝去 (62)
訃報 本会役員(監事)田和淳一氏のご逝去 (63)
掲示板 (64)
会告Vol. 59 No. 5 2009 . 10 日本火災学会発行

火災誌 301号(VOl.59,No4,2009) 2009年8月

火災誌 301号 目次

就任あいさつ 日本火災学会の60周年を元気よく迎えるために 関澤 愛(1)

日本火災学会賞(2)

日本火災学会賞受賞者の解説 電気的出火原因に関する一連の研究萩本安昭(3)

地震火災時における自主防災組織の消火活動上の課題

その2 実験結果から明らかになった課題とその改善策に関する検討

樋本圭佑,関澤 愛(7)

ターミナル施設等の防災計画 -深層地下駅の避難施設と避難安全性について-

原 哲夫,菅原進一(13)

2009年3月に尼崎市の商店街で発生した延焼火災樋本圭佑,北後明彦(19)

大牟田リサイクル発電所RDF貯蔵槽の安全対策及び実機検証結果について

藤田昌雄,後藤 修,椎屋光昭,赤坂康文,坪谷久男(25)

火災・災害ニュースの10年を振り返って 萩本安昭(31)

日韓火災研究交流情報佐藤博臣(36)

平成21年度研究発表会の概要報告 学術委員会(37)

第5回日韓火災科学技術共同セミナーと日韓協定5年間延長調印の報告

堀田博文(41)

平成21年度日本火災学会学生奨励賞の報告 萩原一郎(43)

用語解説:爆発圧力放散設備八島正明(44)

研究室リレー:科学警察研究所法科学第二部 火災研究室 岡本勝弘(45)

<消防機関における研究活動報告(第14回)>

フィッシュ・ミールの自然発火事例横浜市安全管理局管理・研究課(49)

〔火災発生事例〕

落雷により出火し約73時間に渡って燃え続けた火災 東京消防庁調査課(55)

火災・災害ニュース(60)

国際会議情報(62)

社団法人日本火災学会 賛助会員名簿(63)

広告:東京理科大学大学院(修士課程),国際火災科学研究科(64)

会告

Vol. 59 No. 4 2009 . 8 日本火災学会発行

火災誌 300号(VOl.59,No3,2009) 2009年6月

火災誌 300号 目次

<特集:火災誌300号記念号>

会誌「火災」の発行活動を省みて佐藤博臣(1)

300号によせて (6)

火災200号ー299号分野別記事年表 山内幸雄(30)

火災誌に対するアンケート調査結果火災誌編集小委員会(55)

第47回火災科学セミナー開催結果 普及委員会(57)

〔火災発生事例〕

ノートパソコンの基板上のコネクタ部分から出火した火災

東京消防庁調査課(60)

火災・災害ニュース(64)

日本火災学会論文集 第59巻第2号の概要 (66)

国際会議情報(67)

会報 日本火災学会(68)

Vol. 59 No. 3 2009 . 6 日本火災学会発行

日韓火災学会共同特別セッションのお知らせ

 日本火災学会と韓国火災消防学会が共同して実施している恒例の日韓火災学会共同特別セッションの日程と主題が決まりましたのでご案内いたします。この共同セッションは,日韓両火災学会の協定に基づき2005年以来1年おきに交互に会場を日本,韓国と変えて毎年実施しているもので,今年で6回目となります。今回は,以下に示すように韓国火災消防学会の主催する国際シンポジウム(10月6日と7日)プログラムの一つのセッションとして10月6日午前に企画されています。本セッションの主題は「超高層ビルと火災人命安全」ですが,都心部だけでなくその周辺部にも超高層ビルや超高層集合住宅が続々と建設されつつある韓国の現状と課題を知るとともに,日韓の研究および人的交流を図る格好の機会ですので,ぜひ多くの方が国際シンポジウムと併せて日韓共同特別セッションに参加されるよう期待申し上げます。

主題:「超高層ビルと火災人命安全」
日時:2010年10月6日(水)10:00-12:00
場所:Millennium Seoul Hilton Hotel
   ソウル特別市中区南大門路5街395
参加費:2万円
(ただし,2日間の国際シンポジウム参加費,及び6日の昼食,7日の懇親会費用含む)
事前登録:8月末まで
申込み:韓国火災消防学会の下記の受付担当者宛に直接申し込み,またはお問い合わせ下さい。本担当者への連絡はメール,電話,FAXとも日本語で通じます。
        受付担当者:ハム・スンヒ
(ソウル市立大学都市安全研究センター)
Mail:dandyhaam@gmail.com
電話:+82-2-2210-2778 もしくは
    +82-10-9066-6681 (mobile)
FAX: +82-2-2249-3140

日韓共同特別セッションプログラム(案): 
1)超高層ビルの火災防護 
     氏名未定(韓国側講師)
2)地域と連携した大規模災害時における超高層建築の減災対策
        村上正浩(工学院大学)
3)第2ロッテワールドの建築防災計画 
        氏名未定(韓国側講師)
4)大規模建築物群における総合的な防災対策の必要性と課題 
        関沢 愛(東京理科大学)
5)超高層ビルにおけるエレベータ避難
        氏名未定(韓国側講師)
*プログラム内容や講師は,今後詳細が決まりますので,最新の情報は本会ホームページでご確認下さい。 

 なお,日韓共同特別セッションは下記の韓国火災消防学会等の主催する国際シンポジウム中の一つのセッションとして企画されたものです。本シンポジウムの全体主題と大枠のプログラムは以下に示すとおりです。また、1日目午後のセッション(1)「雑居ビル火災の問題と対策」は東京理科大学グローバルCOE協力主催によるセッションです。併せてご案内いたします。

主題:「消防防災、最強の都市に向けての戦略とソリューション」2010年10月6日-7日
会場:Millennium Seoul Hilton Hotel (Grand Ballroom) ( www.hilton.co.kr )
プログラム概要: 
○1日目午前 日韓共同特別セッション:超高層ビルと火災人命安全
○1日目午後 セッション(1):雑居ビル火災の問題と対策 (東京理科大学協力主催セッション)
○1日目午後 セッション(2):大深度トンネル等の防災
○2日目午前 セッション(3):消防技術の革新と産業基盤の先進化
○2日目午後 特別招待講演:米国、日本から各1名の講師、韓国から3名の講師
○2日目午後 セッション(4):人的資源の専門性引き上げと活用体制の発展

本内容のpdfは,2010nikkan.pdfをクリックしてください。

猛暑時期に起こる火災(自然発火・蓄熱発火)について

現在、世界的に高温が観測されています。
このような高温状態が長期間継続した場合、数年間蓄積したセルロイド、おがくず、繊維くず等の可燃物堆積物の発熱と蓄熱が進行し、火災に至ることがあります。
異臭や発煙を発見した場合には、避難、通報を迅速に実施してください。

詳細は,2010年7月27日注意喚起.pdfをご覧ください。

学術委員会委員長 鶴田俊

シンポジウム「避難シミュレーションモデルの現状とこれから」のご案内

「火災時の避難行動専門委員会」が主催のシンポジウムが下記の通り行われますのでお知らせ致します。

-記-

○主題:「避難シミュレーションモデルの現状とこれから -最新事例の紹介とベンチマーク-」

○要旨:
近年の情報化の中で、建物内の日常的な人の動きや火災など災害時の避難行動をビジュアルに再現して評価する手法として、国内外において多様なシミュレーションモデルが開発されている。近年,これらの多くがマルチエージェントモデルに代表されるように、群集という集団ではなく、個人の動きを詳細に予測するものであり、また、結果を視覚的に表現するものが少なくない。しかし、予測された結果が実際の避難行動を適切に再現しているのかどうか、モデルの妥当性をどのように検証すべきなのか、あまり検討されてこなかった。今回のシンポジウムでは、避難行動シミュレーションモデルの国内における最新利用事例とともに、モデルの妥当性を検討する方法について紹介する。

○日時:2010年7月16日(金)13:30~17:00
○会場:東京理科大学 森戸記念館 地下1階第1フォーラム
○プログラム
開会挨拶    萩原一郎(建築研究所)
発表           司会 新谷祐介(竹中工務店)
・「ISOにおける設計避難シナリオについて」 萩原一郎(建築研究所)
・「避難シミュレーションの動向」         桑名秀明(鹿島建設)
・「避難シミュレーション事例の紹介」      峯岸良和(竹中工務店)
                              山田武志(ベクトル総研)
                              今泉 潤(フォーラムエイト)
・「シミュレーションベンチマークの結果」    池畠由華(大成建設)
・「妥当性検討方法の考え方」           佐野友紀(早稲田大学)
討論             司会 佐野友紀(前掲)
まとめ       関沢 愛(東京理科大学)

以上

第8回アジア-オセアニア火災科学技術シンポジウムのご案内

第8回アジア-オセアニア火災科学技術シンポジウムが下記の通り行われますので

お知らせ致します。

 

   - 記 -

○開催日:2010年12月7~9日

○会場:Rydges Hotel on Swanston, Melbourne

        701 Swanston Street Carlton VIC 3053

○論文投稿:2010年6月14日

詳細は,こちらをご覧ください。

http://www.vu.edu.au/events/8th-asia-oceania-symposium-on-fire-science-and-technology

2010年度安全工学シンポジウムのご案内

安全工学シンポジウム(主催:日本学術会議総合工学委員会,幹事学会:安全工学会)が下記の通り行われますのでお知らせ致します。日本火災学会は,本シンポジウムの共催となっております。

ー記ー
○開催日:2010年7月8日(木),9日(金)
○会場:日本学術会議 講堂・会議室
      (東京都港区六本木7-22-34 電話 03-3403-6291)
           〔交通〕地下鉄千代田線「乃木坂」駅下車すぐ

詳細は,こちらをご覧ください。
 安全工学シンポジウム2010のご案内(安全工学会ホームページ)

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