シンポジウム「避難シミュレーションモデルの現状とこれから」のご案内

「火災時の避難行動専門委員会」が主催のシンポジウムが下記の通り行われますのでお知らせ致します。

-記-

○主題:「避難シミュレーションモデルの現状とこれから -最新事例の紹介とベンチマーク-」

○要旨:
近年の情報化の中で、建物内の日常的な人の動きや火災など災害時の避難行動をビジュアルに再現して評価する手法として、国内外において多様なシミュレーションモデルが開発されている。近年,これらの多くがマルチエージェントモデルに代表されるように、群集という集団ではなく、個人の動きを詳細に予測するものであり、また、結果を視覚的に表現するものが少なくない。しかし、予測された結果が実際の避難行動を適切に再現しているのかどうか、モデルの妥当性をどのように検証すべきなのか、あまり検討されてこなかった。今回のシンポジウムでは、避難行動シミュレーションモデルの国内における最新利用事例とともに、モデルの妥当性を検討する方法について紹介する。

○日時:2010年7月16日(金)13:30~17:00
○会場:東京理科大学 森戸記念館 地下1階第1フォーラム
○プログラム
開会挨拶    萩原一郎(建築研究所)
発表           司会 新谷祐介(竹中工務店)
・「ISOにおける設計避難シナリオについて」 萩原一郎(建築研究所)
・「避難シミュレーションの動向」         桑名秀明(鹿島建設)
・「避難シミュレーション事例の紹介」      峯岸良和(竹中工務店)
                              山田武志(ベクトル総研)
                              今泉 潤(フォーラムエイト)
・「シミュレーションベンチマークの結果」    池畠由華(大成建設)
・「妥当性検討方法の考え方」           佐野友紀(早稲田大学)
討論             司会 佐野友紀(前掲)
まとめ       関沢 愛(東京理科大学)

以上

カテゴリ: 最新情報学術委員会

2010.06.28 17:45

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