2023年度日本火災学会研究発表会 発表申込・原稿提出受付 (発表希望の方)

2023年度の研究発表会を527日(土)と28日(日)に対面及びオンラインで開催します。火災に関わる幅広い分野にわたる皆様の研究成果を発表・討論する場としてご活用下さい。また学生にも積極的に発表してもらえるよう学生奨励賞を設けております。発表形式には通常(口頭)発表,ポスター発表,オーガナイズドセッション発表があります。発表はすべて現地会場で行いますが,現地参加が困難な方のために,補助的にオンライン配信も用いたハイブリッド開催を準備中です。

ハイブリッド開催を行うにあたり事業収支を健全に保つために,参加費,発表登録費,概要集代を変更させていただくこととしました。なお、発表登録費の中に概要集代が含まれていますので,発表登録者は概要集の申し込みは不要です。ライブ動画視聴ではポスター発表など一部のセッションが配信されませんことをご承知ください。

Peatix(イベントプラットフォーム)より事前に発表登録費・参加費を納入いただきます。同サイトをはじめてご利用の方は,Peatixへの事前登録が必要となりますので,ご承知おきください。Peatixのアカウント作成時に登録いただいたメールアドレスに最新情報をお送りする場合がございます。

・主催 :日本火災学会
・開催日:2023年5月27日(土),28日(日)
・会場 :弘前大学文京町キャンパス 総合教育棟(青森県弘前市文京町1)
     オンライン配信(ライブ動画,視聴のみ)

・発表申込・原稿提出受付開始 2023130日(月)13:00
・発表申込・原稿提出締切
   通常(口頭)発表    202331日(水) 1700
   ポスター発表      2023310日(金) 1700
・支払方法:クレジットカード(VISAMasterCardJCBAMEXDiscover, Diners Club),
      コンビニ/ATM決済,PayPal,銀行口座振替
      上記以外の支払い方法を希望する場合は,
      学会事務局(TEL03-3813-8308)へお問い合わせください。

・発表登録費・参加費:発表は現地会場での対面のみ,概要集代が含まれます
      正会員 11,000円(発表登録費8,000円+参加費3,000円)
      学生   9,000円(発表登録費8,000円+参加費1,000円)
      お詫び:火災誌12月号および先の掲載記事において,賛助会員様も発表登録可能と
          記載しましたが誤りでした。お詫び申し上げます。

・発表登録費・参加費のお支払いは こちら
 ※発表登録費および参加費の納入後でないと発表申込できません。
 ※発表申込及び原稿提出はPeatix上の「イベント視聴」ページから行うことができます。
  マイチケット対象チケットのイベントに参加ボタンイベント視聴

 研究発表会の詳細は こちら

 原稿執筆要領は こちら

 ポスター発表の詳細は こちら

◆注意事項
・発表内容及び会場の撮影,録音,録画を禁止します。
・ライブ動画の内容を録画しておき,会場トラブルが生じた場合に
 参加者へ公開する可能性があります。

申し込みについて
1回につき一人の決済を行います。複数人まとめての入金は絶対に行わないでください。
 事務局側で入金と該当者を突き合わせることができません。
・発表申込及び原稿登録,概要集のダウンロード,ライブ動画の視聴は
 Peatix上の「イベント視聴」ページから行うことができます。
  マイチケット対象チケットのイベントに参加ボタンイベント視聴
・ご登録いただいたメールアドレス宛に,ご案内をさせていただく場合がございます。
 「peatix.com」からのメールを許可するように,設定の変更をお願いします。
・研究発表会終了後,概要集のCD-ROMを住所欄に記入された住所に送付します。
 所属・部署名や建物名,部屋番号など,必要な情報を全てご記入ください。

領収書について
・各支払い方法での支払いの際に発行される領収書を社内,学内,各種申告等での
 手続きで用いてください。
・なお,Peatix上でイベント名,主催者,金額などが記載された領収データも発行可能です。
・上記で手続きできない等,学会の領収書が必要な方は学会事務局へお問い合わせください。

キャンセルについて
・原則承っておりません
・やむをえない事情によるキャンセルをご希望の場合,手数料を差し引いた額を返金いたします。

お気づきの点ありましたら,事務局(kasaijp@kasaikenkyu.org)までご連絡ください。
よろしくお願い致します。

2023年度日本火災学会研究発表会 事前及び当日参加申込(参加のみを希望の方)

2023年度の研究発表会を5月27日(土)と28日(日)に対面及びオンラインで開催します。火災に関わる幅広い分野にわたる皆様の研究成果を発表・討論する場としてご活用下さい。発表はすべて現地会場で行いますが,現地参加が困難な方のために,補助的にオンライン配信も用いたハイブリッド開催を準備中です。

ハイブリッド開催を行うにあたり事業収支を健全に保つために,参加費,発表登録費,概要集代を変更させていただくこととしました。ライブ動画視聴ではポスター発表など一部のセッションが配信されませんことをご承知ください。

Peatix(イベントプラットフォーム)より参加費・概要集代を納入いただきます。同サイトをはじめてご利用の方は,Peatixへの事前登録が必要となりますので,ご承知おきください。Peatixのアカウント作成時に登録いただいたメールアドレスに最新情報をお送りする場合がございます。

・主催 :日本火災学会
・開催日:2023年5月27日(土),28日(日)
・会場 :弘前大学文京町キャンパス 総合教育棟(青森県弘前市文京町1)
     オンライン配信(ライブ動画,視聴のみ)

・参加申し込み受付開始:2023130日(月)13:00
・参加申し込み受付終了:2023528日(日)17:00
・支払方法:クレジットカード(VISAMasterCardJCBAMEXDiscover, Diners Club),
      コンビニ/ATM決済,PayPal,銀行口座振替
      上記以外の支払い方法を希望する場合は,
      学会事務局(TEL03-3813-8308)へお問い合わせください。

・参加費:対面、オンラインどちらでも参加可
      正会員及び賛助会員 3,000円
      学生        1,000円
      非会員       6,000円

・概要集代:8,000円
  概要集を購入者の方は、下記の期日以降にPeatix内で概要集PDFをダウンロードしてください。
  開催終了後に概要集CD-ROMを送付します。
・概要集のダウンロード開始日: 2023 5 24 ()頃を予定

 参加費・概要集代のお支払いは こちら
 参加費のみのお支払いは こちら

 研究発表会の詳細は こちら

◆注意事項
・発表内容及び会場の撮影,録音,録画を禁止します。
・ライブ動画の内容を録画しておき,会場トラブルが生じた場合に
 参加者へ公開する可能性があります。

申し込みについて
1回につき一人の決済を行います。複数人まとめての入金は絶対に行わないでください。
 事務局側で入金と該当者を突き合わせることができません。
・発表申込及び原稿登録,概要集のダウンロード,ライブ動画の視聴は
 Peatix上の「イベント視聴」ページから行うことができます。
  マイチケット対象チケットのイベントに参加ボタンイベント視聴
・ご登録いただいたメールアドレス宛に,ご案内をさせていただく場合がございます。
 「peatix.com」からのメールを許可するように,設定の変更をお願いします。
・研究発表会終了後,概要集のCD-ROMを住所欄に記入された住所に送付します。
 所属・部署名や建物名,部屋番号など,必要な情報を全てご記入ください。

領収書について
・各支払い方法での支払いの際に発行される領収書を社内,学内,各種申告等での
 手続きで用いてください。
・なお,Peatix上でイベント名,主催者,金額などが記載された領収データも発行可能です。
・上記で手続きできない等,学会の領収書が必要な方は学会事務局へお問い合わせください。

キャンセルについて
・原則承っておりません
・やむをえない事情によるキャンセルをご希望の場合,手数料を差し引いた額を返金いたします。

お気づきの点ありましたら,事務局(kasaijp@kasaikenkyu.org)までご連絡ください。
よろしくお願い致します。

火災 381号 (Vol. 72, No. 6, 2022) 2022年12月

<特集:最近の工場火災>
前文/火災誌編集小委員会(1)
工場及び倉庫の火災の発生状況について/小林恭一(2)
亜鉛メッキ工場で発生した水素爆発の火災原因調査について/大阪市消防局(8)
電気器具からの出火による事業所の火災について/田村裕之(14)
労働災害における機械装置・設備から発生した火災と爆発/八島正明(20)
市原市の石油コンビナートと消防行政とのあり方について/木津知致(26)
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薄鋼折板の耐火性能に関する研究/趙賢陳(30)
U字型に吊るされた幕材の実大規模の燃焼実験の報告/新谷祐介,青木慧,西村俊彦(34)
燃え止まり現象の解明と燃え止まり予測の実現に向けた研究/茶谷友希子,渡辺秀太(38)
FDSを用いた国宝「松江城天守」の火災安全性の検討/鈴木克裕,堀田博文,堀内智(43)
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「女子中高生夏の学校2022」ポスター展示への参加報告/総務委員会(48)
防災コラム(その18) 直通階段が1つの建築物における防火・避難対策の新たな進展/関澤愛(49)
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火災発生事例:アセチレンボンベからアセトン溶解アセチレンが漏洩したことにより出火した火災の調査事例について/大阪市消防局(51)
消防車両紹介:救助車(Ⅲ型)/東京消防庁(57)
火災・災害ニュース(59)
国際会議情報(61)
日本火災学会論文集 第72巻第3号の概要(62)
会誌「火災」第72巻(2022年)の年間目次(63)
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会告

2023年度研究発表会 開催予告

お詫び:賛助会員様も発表登録可能と記載しましたが,誤りでした。お詫び申し上げます。

 会員サービス向上をめざした開催方式と新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応について会員サービス向上及びコロナ禍への対応切り替えの備えのためハイブリッド(対面+Zoomでのオンライン配信)で開催できるように準備を進めています。また現地での情報交流会も実施予定です。ただし新型コロナウイルスの感染状況により対面での実施が難しい場合には,オンライン開催に変更します。

 2023年度の研究発表会を下記により開催します。火災に関わる幅広い分野にわたる皆様の研究成果を発表・討論する場としてご活用下さい。また学生にも積極的に発表してもらえるよう学生奨励賞を設けております。発表形式には通常(口頭)発表ポスター発表オーガナイズドセッション発表があります。今回、コロナ禍への対応でこの間導入したオンライン配信も用いたハイブリッド開催ですが,発表はすべて現地会場で行います。

 ハイブリッド開催を行うにあたり事業収支を健全に保つために,参加費,発表登録費,概要集代を変更させていただくこととしました。概要集は事前申込方式とさせていただきます。なお,発表登録費の中に概要集代が含まれていますので,発表登録者は概要集の申し込みは不要です。ライブ動画視聴ではポスター発表など一部のセッションが配信されませんことをご承知ください。

・主催   :日本火災学会
・開催日  :2023年5月27日(土),28日(日)
・会場   :弘前大学文京町キャンパス 総合教育棟(青森県弘前市)
       オンライン配信(ライブ動画,視聴のみ)
・発表登録費:8,000 円(正会員及び賛助会員,学生を含む)
       発表は現地会場での対面のみ,概要集代が含まれます
参加費  :対面、オンラインどちらでも参加可(発表は、必ず対面で参加)
         正会員及び賛助会員 3,000 円
         学生        1,000 円
         非会員       6,000 円
・概要集代 :8,000円(ただし発表登録者は無料)

・各費用の納入,及び,発表登録・原稿提出方法:
 各費用の支払いは外部オンライン支払いサイトを利用します。
 発表登録費の納入後,電子投稿システムで発表登録,ならびに原稿提出を受付けます。

・発表登録・原稿提出受付・参加申込開始:
 2023年1月30日(月)13:00

 研究発表会の詳細は こちら

 原稿執筆要領は こちら

2022年度講演討論会「関東大震災と、以後100年間の火災科学」 事前参加申込について

「関東大震災と、以後100年間の火災科学 将来の都市型複合災害に向けた課題を抽出する」

 今年度も講演討論会をオンライン開催することにいたしました。世界中から多数のご参加をいただきますようお願い申し上げます。参加するためには事前申込が必要になります。

令和5(2023)年9月1日は,関東大震災から100年です。避難や消防を含む火災科学は,関東大震災を契機として,その後100年間で大きく進展しました。しかし,関東大震災の教訓のうち,将来の災害に活用できる対策の整理は,充分進んでいるとは言えません。
 そこで本講演討論会では,火災科学の100年間の系譜を俯瞰的に整理するとともに,市民や消防機関の災害対応から,今後の都市型災害との類似点や課題を抽出して,将来の災害対策を展望します。
 会員の方はもとより,学生,市民の方々,消防,防災,建築,都市,安全に携わる方々,損害保険業界などからも多数のご参加をいただきたく,ご案内申し上げます。また,組織内の研修を兼ねてのご参加も可能です。日本火災学会ならではの内容をお届けいたします。

日時  :2023年1月20日(金)13:00~16:30
会場  :オンライン開催 Teamsウェビナーにて開催します。
参加費 :1,500円(参加者皆様に,事前にテキストの電子ファイルを配布します)
討論方法:視聴者の講演への質問等は,チャットにて記入し,
     司会が読み上げて議論する方法とします
申込  :事前参加申込 ※当日申込はできませんのでご注意ください。
支払方法:コンビニ払,ペイジー払
              その他の支払方法をご希望の方は事務局にお問い合わせください。
受付期間:2023年1月13日(金)13:00まで

その他詳細は,こちらをクリックください

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注意事項
・「お申込者情報入力」欄のメールアドレスに参加方法、当日アクセスいただくURLを
   お送りしますので、お間違えの無いよう入力してください。
領収書について
・領収書の宛名は「法人名欄」を使用します。所属先名・ご氏名など,
   必要な宛先を任意に入力してください。
   「法人名欄」が未記入の場合,宛名のない領収書が発行されます。
・領収書の但し書きは,「2022年度 日本火災学会 講演討論会」となります。
・領収書はメールに表示されるリンク先からのWEB領収書になります。
   通常の領収書が必要な場合は事務局へお問い合わせください。
キャンセルについて
・原則承っておりません

事前参加申込は こちら から

お気づきの点ありましたら,事務局までご連絡ください。
よろしくお願い致します。

火災 380号 (Vol. 72, No. 5, 2022) 2022年10月

日本火災学会技術賞(2022年度)(1)
日本火災学会技術賞受賞者の解説:
建設現場向けIoT火災報知システムについて/市川誠,高山剛,濱田悠司(2)
2022年度 日本火災学会学生奨励賞の報告/学生奨励賞選考委員会(4)
日本火災学会学生奨励賞受賞者の解説:
アルミニウム粉塵爆発に及ぼす酸素濃度の影響/上野寧子(5)
放射加熱を受ける木質部材内部の熱物質移動の実験的検討/孫安陽(6)
2軸電動リニアアクチュエータにより移動する二酸化炭素噴流を用いたバーナ火炎に対する消火戦略の検討/舘田優也(7)
火災加熱を受ける木質金物接合部のM-θモデル/中山征人(8)
火災避難時の煙の光学的濃度分布を考慮した視対象輝度予測/宮本夢奈(9)
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<特集:来る日本開催の国際火災安全科学シンポジウムへの期待>
前文/火災誌編集小委員会(10)
14th International Symposium on Fire Safety Science(第14回国際火災安全科学シンポジウム)日本開催の紹介/土橋律(11)
IAFSSの概要・役割・活動の紹介/中村祐二(15)
火災研究における国際協力のすすめ/田中哮義(20)
国際火災安全科学シンポジウムの草創期─日本の火災研究との関わりを振り返る─/長谷見雄二(25)
第2回IAFSSシンポジウムへの参加から始まった様々な経験/森田武(30)
若いときから国際火災安全科学シンポジウムに参加する意義/秋月有紀(36)
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防災コラム(その17)1923年関東大震災の火災延焼動態調査/関澤愛(40)
研究室リレー:広島大学 反応気体力学研究室/金佑勁(42)
私の博士論文:建築物地下階の外部に連絡する傾斜空間を考慮した煙制御手法に関する研究/朴鉉又(46)
火災の仕事に就いて:学生時代および社会人としての火災研究の違いと今後の抱負について/徳納雄介(50)
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火災発生事例:リチウムイオンバッテリの分析により内部短絡の要因特定に至った火災/東京消防庁(52)
消防車両紹介:化学車/東京消防庁(56)
火災・災害ニュース(58)
国際会議情報(61)
掲示板(62)
日本火災学会会員サービス向上のためのアンケート調査に関するお願い(64)
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会告

火災 379号 (Vol. 72, No. 4, 2022) 2022年8月

日本火災学会賞(2022年度)(1)
日本火災学会賞受賞者の解説:
燃焼科学を基盤とした火災・爆発現象のモデリングに関する一連の研究/桑名一徳(3)
石油系液体燃料火災にかかる各種性状の実験的解明と危険性予測に関する一連の研究/岡本勝弘(7)
日本火災学会内田奨励賞受賞者の解説:
建物火災時の群集避難および避難シミュレーションに関する研究/城明秀(12)
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<特集:建築基準の性能規定化を見つめ直す>
前文/火災誌編集小委員会(14)
建築基準法の性能規定化において考えたこと/萩原一郎(15)
性能規定化による実務への影響/竹市尚広(20)
避難安全検証法の改正/山口純一(26)
性能規定化に向けた消防による検索救助時間の検討/鍵屋浩司(31)
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2022年度研究発表会の概要報告/学術委員会(37)
韓国・大邱市の弁護士事務所放火火災の速報/朴聖經,水野雅之(41)
研究室リレー:一般社団法人 電線総合技術センター/深谷司(44)
私の博士論文:バーチャルリアリティを用いた地下街火災時の避難行動分析に基づく効果的な避難誘導方法に関する研究/田中俊成(48)
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火災発生事例:住宅窓ガラスに反射した太陽光が収れんして出火した火災/東京消防庁(52)
消防車両紹介:救助車(Ⅱ型)/東京消防庁(56)
火災・災害ニュース(59)
日本火災学会論文集 第72 巻第2号の概要(62)
国際会議情報(63)
掲示板(64)
————————————————————
会告

第61回火災科学セミナーの開催について

第61回火災科学セミナーの開催について

主 催:(公社)日本火災学会
後 援:全国消防長会
川崎市消防局
大阪市消防局

昨今,持続可能な社会を実現するため,様々な分野において新たな取組みがなされており,脱炭素としてカーボンニュートラルを実現するべく,木造・木質建築物の建設が進んでいくことが予想されます。

また,昨年12月に大阪市北区の雑居ビルで発生した放火火災を契機に,全国の消防本部において屋内階段が1系統などの類似施設の一斉立入検査が行われ,防火避難対策等の検討が行われました。

このような状況を踏まえ,日本火災学会では,開催地の地域性を踏まえた火災安全等に関するテーマに対し,有識者による講演をお願いし,下記のとおり「火災科学セミナー」を開催することとなりました。

なお,本年は感染症対策のため集合形式では実施せずに,有識者による講演映像を録画したDVD(コピー不可)送付により実施いたします。

つきましては,会員の方はもとより,消防関係者,一般の方々にも多数お申込みくださいますようご案内申し上げます。

[主題] 地域特性から考える防火対策
1 中高層建物への木材利用の取り組みと木造・木質建築市場の現状

株式会社竹中工務店技術研究所 主席研究員 長岡 勉 氏

2 石油コンビナート地区の災害事例に学ぶ

総務省消防庁消防研究センター 火災災害調査部長 西 晴樹 氏

[主題] 大阪市北区ビル火災における課題
1 大阪市北区ビル火災の概要と当局の対応について

大阪市消防局 予防部予防課長 片木 恒 氏

2 大阪市北区ビル火災に関する国の検討会の報告書の概要~二方向避難をどう確保するか~

東京理科大学 教授 小林 恭一 氏

3 直通階段が1か所の建築物の避難安全

大阪工業大学 教授 吉村 英祐 氏

参加料:会員(賛助会員及び後援団体職員を含む。)及び消防職員2,000円,一般(非会員)4,000円(資料送付送料・消費税込)

申込方法:郵便払込による納入をもって申込受付とします。(郵便振込「払込取扱票」のご利用をお願いします。)
振替口座番号 00180-4-58454 (公社)日本火災学会

払込取扱票の通信欄に勤務先名及び申込数を記入してください。また,払込人住所氏名欄には氏名,送付先住所,電話番号を記入してください。
なお,本年1月から郵便払込取扱票でお振込みの場合,ゆうちょ銀行口座をお持ちでないと110円の振込手数料がかかりますことをご承知おきください。

DVDの送付は,12月下旬を予定しております。(領収書は,DVDに同封いたします。)

※口座振替(銀行)を希望される場合は,下記申込先へメールにてお知らせください。
請求書等が必要な方は,下記メールにご連絡ください。

申込先:〒113-0032 東京都文京区弥生2-4-16 学会センタービル

(公社)日本火災学会 Tel:03-3813-8308 Fax:03-5689-3577 E-mail:kasai50@sepia.ocn.ne.jp

締切日:2022年11月18日(金)

詳細はこちらをご覧下さい → Seminar61r

2021年12月17日 大阪市北区ビル放火火災を受けた学会誌の取り組み

 日本火災学会では,大阪市北区曽根崎新地の堂島北ビルで2021年12月17日に発生した放火事件を受け,会誌「火災」において会員の意見を募集し(2022年2月発行の376号),それらを同誌に掲載することで意見交換を行いました(2022年4月発行の377号)。また,2022年6月発行の378号では,特集として「ガソリン放火火災に関連した科学的論考と取り組み」を企画し,次の6つの記事を掲載しています。
———————————————————————————————–
  ・建物内に散布されたガソリンの火災危険性
  ・多層ゾーンモデルによる大阪北区ビル火災の煙流動性状の推定
  ・近年における放火の犯罪心理学的考察
  ・ガソリン火災に対応した火災抑制剤放射器の開発
  ・エアロゾル消火シートの開発
  ・歌舞伎町ビル火災から20年 査察行政の対応について
———————————————————————————————-

 今後,こうした凄惨な事件による火災被害が繰り返されないことを切に願いつつ,犯罪抑止のみならず火災科学分野における技術開発や建築防災計画の工夫などによって被害軽減を図ることが重要な課題であると考えています。

(火災誌編集小委員会)

火災 378号 (Vol. 72, No. 3, 2022) 2022年6月

<特集:ガソリン放火火災に関連した科学的論考と取り組み>
前文/火災誌編集小委員会(1)
建物内に散布されたガソリンの火災危険性/岡本勝弘(2)
多層ゾーンモデルによる大阪北区ビル火災の煙流動性状の推定/仁井大策(8)
近年における放火の犯罪心理学的考察/桐生正幸(13)
ガソリン火災に対応した火災抑制剤放射器の開発/津田貴之,近藤学,新村拓治(19)
エアロゾル消火シートの開発/遠藤辰基,吉川昭光(23)
歌舞伎町ビル火災から20年 査察行政の対応について/加藤元宏(27)
————————————————————
第14回性能的防火規定・設計手法に関する国際会議 ケーススタディ報告/日本防火技術者協会 ケースタディWG(33)
防災コラム(その16) 住宅火災の動向と多様な防火対策の可能性/関澤愛(39)
研究室リレー:ハウスプラス確認検査 評定部 防耐火グループ/阪口明弘(41)
私の博士論文:リング拘束供試体を適用したポリマーセメントモルタルの火災時の爆裂性状と爆裂発生メカニズムに関する研究/杉野雄亮(44)
火災の仕事に就いて:化学系出身者がゼネコンの防耐火に携わることの意義/瓶子桜太(48)
————————————————————
火災発生事例:シュリンクバック現象により高圧ケーブルから出火した火災/大阪市消防局(50)
消防車両紹介:動力ポンプ付10t水槽車/東京消防庁(55)
火災・災害ニュース(57)
国際会議情報(58)
会報(59)
————————————————————

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