最新情報

環境安全と消防に関する国際会議(ICFES 2010)のご案内

環境技術と消防技術の最前線に関する国際会議が下記の通り開催されます。
日本火災学会は,本国際会議の後援となっております。

- 記 -
主催 : 北九州市立大学
後援 : 北九州市消防局、日本火災学会、日本水環境学会
日時 : 2010年5月10日(月)9:30~17:00
場所 : 北九州国際会議場メインホール(福岡県北九州市小倉北区浅野三丁目8-1)
参加費 : 無料(懇親会費5,000円)
申込方法: 氏名、所属、TEL、e-mailをご記入の上、e-mailかFAXでお申込みください。
問合せ先: 北九州市立大学 環境消防技術開発センター 玉野正保
電話 093-695-3726  FAX 093-695-3777 
       E-mail:tamano@env.kitakyu-u.ac.jp
       詳細は http://www.env.kitakyu-u.ac.jp/ja/shoubou/をご覧ください。

プログラム:
● 基調講演 「日本の消防技術」(仮題) 9:50 – 10:30
                                            総務省消防庁消防大学校 松原美之

● 招待講演 「世界のバイオセンサー事情」(仮題) 10:30 – 11:10
                                                       米国eMembrane社CEO William Lee

● 最新の消防技術I (座長:佐々木卓実) 11:10 – 12:10
  ・「世界の航空消防の現状」(仮題)    海外の航空消防関係者
  ・「北九州型消火システム(KFFS)」    北九州市消防局 土田久好

● 特別講演 「異分野交流によるオープンイノベーション」(仮題) 13:30 – 14:20
                                                   ノンフィクション作家 山根一眞

● 最新の消防技術II (座長:秋葉勇) 14:30 – 15:30
  ・「安全な消火活動のためのショアリング技術の確立」 北九州市立大学 城戸將江
  ・「匂いセンサーの火災検知への応用」           北九州市立大学 李丞祐

● 自主防災組織と消防団 地域の防災の担い手をどうするか?
                                                               (座長:加藤尊秋) 15:30 – 16:30
  ・「安全・安心のまちづくり」                  東京理科大学 関沢愛
  ・「消防団の地域貢献」                     北九州市立大学 梅木久夫

化学火災専門委員会公開シンポジウム『産業事故を考える』開催のご案内

 題目:「産業事故を考える」 
 化学工場等で化学物質による火災事故や爆発事故が起こると、人的及び経済的損失は大きく、また、化学物質の漏えいにより周辺住民や環境へ悪影響を及ぼす等、社会不安の原因となる。最近では、ハイテク分野等における新規化学物質の取扱や、複雑な化学物質の廃棄物処理等に伴う火災事故や爆発事故も増加してきており、安全な社会を構築するため、また、環境保全の点からも化学物質による火災事故や爆発事故を予防することが重要である。
 こうした火災事故や爆発事故に関する調査は、各監督官庁の担当者がそれぞれの業務として行っているが、その調査結果については、公表されずに埋もれたままになっている場合が多い。そこで、化学火災委員会では、消防、労働、警察、高圧ガス、火薬類等産業保安、海上保安、保険等に関係する委員により、国内外の事故事例を取り上げ、原因や予防対策について検討し、火災事故や爆発事故の予防対策に役立てることを目的として、これまで40年以上にわたり活動を行ってきた。2008年度までに通算375回の委員会を開催し、合計2315件の事故事例について検討を行った。その中で、特異な事例や新たな事故の傾向として見られるものなどについては、過去に事故事例集を発行し、火災誌への記事として発表も行ってきた。事故事例集の発行等については、委員の職務上調査した内容についての守秘義務があり、必ずしも継続的に行うことは困難であった。しかし、最近の傾向として、事故の再発防止のためにも事故調査の公開を求める意見が強まっており、化学火災委員会としても、適切な情報の公開が必要と考えられる。
 そこで、化学火災委員会としては、今回、火災学会会員、一般の人々に対して公開シンポジウムを開催し、委員会の活動について報告するとともに、火災事故や爆発事故の予防のため、これまで検討した結果を発表することとした。
 委員会活動についてご理解をいただくとともに、委員会での調査検討の成果が化学物質の生産、流通、消費、廃棄における安全対策に生かされ、火災事故や爆発事故の予防に役立つことを期待したい。
ー記ー
日 時  平成22年3月16日(火) 13:30 ~ 17:40
会 場  産業技術総合研究所「臨海副都心センター」 別館11階 会議室1
        東京都江東区青海二丁目3番地26
        新交通ゆりかもめ テレコムセンター駅 徒歩4分
参加費 無料 (ただし資料代1,000円 )
申込み 当日受付 (定員80名)
シンポジウム次第
       総合司会:佐野蓉子委員(損害保険料率算出機構)
 13:30 開会あいさつ: 田村昌三主査(東京大学名誉教授)
 13:40 化学火災委員会の活動について:中村順幹事(科学警察研究所)
 14:20 講演1 最近の火災・爆発事故の話題(1)
      「危険物事故」:板垣晴彦委員(労働安全衛生総合研究所)
 14:50 講演2 最近の火災・爆発事故の話題(2)
      「廃棄物事故と危険性評価」: 岩田雄策委員(消防庁消防大学校)
      (休 憩 10分)
 15:30  講演3 事故情報データベースの活用
      :和田有司委員(産業技術総合研究所)
 16:00 講演4 ヒヤリハット・ニアミス情報の解析と活用
      :若倉正英委員(災害情報センター)
 16:30 パネルディスカッション“事故調査への取組と課題”
         司会:田村昌三主査(東京大学名誉教授)
      小舟浩司委員(東京消防庁予防部)
      風間守委員(警視庁科学捜査研究所)
      板垣晴彦委員(労働安全衛生総合研究所)
      和田有司委員(産業技術総合研究所)
      山崎ゆきみ委員(海上保安試験研究センター)
      若倉正英委員(災害情報センター)
 17:30 閉会のあいさつ:中村順幹事(科学警察研究所)
 プログラム等の詳細はこちらをクリック → Download file
                                                     学術委員会 江幡

日本火災学会論文集J-STAGE 公開のお知らせ

日本火災学会では,会員サービスの向上を図るため,論文集と会誌「火災」のPDF 化データをウェブ上から活用できるようにすることを目指して作業を進めてまいりましたが,論文誌につきましては,9 月1日より独立行政法人科学技術振興機構(JST)が運営する電子ジャーナルシステムJ-STAGE(http://www.jstage.jst.go.jp/browse/-char/ja)上において公開を始めました。まだ部分的ではありますが,会員の皆様にご利用いただけるようになりましたのでお知らせいたします。
このシステムJ-STAGE についてはご存知の方もおられると思いますが,800 誌以上の国内学術誌が登録された大規模な文献検索閲覧サービスです。海外からも利用できる英語画面があり,国内外の電子ジャーナル主要サイトと相互リンクしております。そのため,日本火災学会論文集が海外からも閲覧され,引用される機会はこれまで以上に増大いたします。会員の皆様には,これを機にぜひとも論文集をご覧いただき,論文会員へのグレードアップ,さらには論文集への投稿につなげていただけることを期待いたします。
J-STAGE では制限なしで本文まで公開している学術誌もありますが,当学会の論文集につきましては現在のところ一般公開はアブストラクトまでとしております。したがって,論文の本文を閲覧していただくためにはID とパスワードが必要になります。詳しくは、会誌「火災」第59巻5号(10月号)の会告をご覧ください。
10 月1 日現在,57 巻と58 巻が公開済みです。J-STAGE へのアップロード作業は順次進めておりますが,データの変換作業を伴うため,論文集バックナンバー全巻の登載が完了するまでには1年以上を要する見込みです。また,会誌「火災」につきましても同様の会員サービス実現に向けて準備を行っておりますので,今しばらくお待ちいただきたく存じます。当学会では,これからも会員サービスの一層の充実と向上に努めてまいりますので,今後とも会員の皆様のご理解とご支援ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
問い合わせ先:日本火災学会事務局(中谷) Tel: 03-3813-8308 FAX: 03-5689-3577

平成21年4月から設置された専門委員 会の紹介

平成21年4月より新たな専門委員会が設置されました。
新たに設置された専門委員会は下記の通りです。
 1.化学火災専門委員会 (主査:田村昌三,幹事:中村 順)
 2.火災ガス毒性調査専門委員会 (主査:成瀬友宏,幹事:高橋太・仲谷一郎)
 3.火災時の避難行動専門委員会 (主査:萩原一郎,幹事:佐野友紀)
 4.自動車火災専門委員会 (主査:鈴木仁治,幹事:渡邉憲道)
 5.地震火災専門委員会 (主査:北後明彦,幹事:岩見達也)
 6.性能設計専門委員会 (主査:田中哮義,幹事:山口純一)
 7.火災原因調査の科学技術専門委員会 (主査:萩本安昭、幹事:田村裕之)
 8.消火の科学技術に関する専門委員会 (主査:斎藤 直,幹事:尾川義雄)
 9.文化財建造物防災専門委員会 (主査:長谷見雄二,幹事:土屋伸一)
活動内容等はこちらをクリックするとご覧頂けます。 → 活動内容

                                               学術委員会 江幡

平成21年3月末で設置期限が満了した専門委員会の成果

平成20年5月の総会決定により学術委員会傘下に設置された専門委員会が平成21年3月末で設置期限が満了しました。各専門委員会の成果は,下記の各専門委員会名をクリックするとご覧頂けます。
なお平成21年4月より新たな専門委員会が設置されています。新たに設置された専門委員会と活動内容等は後日ご紹介致します。
○平成21年3月末で設置期限が満了した各専門委員会
 ・化学火災専門委員会 (主査:田村昌三,幹事:中村 順)
 ・火災時の避難行動専門委員会 (主査:萩原一郎,幹事:佐野友紀)
 ・火災時の有毒ガス専門調査委員会 (主査:成瀬友宏,幹事:高橋 太,仲谷一郎)
 ・地震火災専門委員会(主査:北後明彦,幹事:岩見達也)
 ・自動車火災専門委員会 (主査:鈴木仁治,幹事:渡邉憲道)
 ・性能設計専門委員会 (主査:田中哮義,幹事:関沢 愛)
                                          学術委員会 江幡

役員報酬退職金規程

ご覧になる場合は,こちらをクリックしてください。

第47回火災科学セミナー  -終了しました-

・千葉会場 10月20日(月)午後12時50分から「千葉市生涯学習センターホール」
        千葉市中央区弁天3-7-7 JR「千葉駅」東口又は北口徒歩8分
・浜松会場 11月6日(木)午後12時50分から「浜松市なゆた・浜北なゆたホール」
        浜松市北区貴布弥3000 JR「浜松駅」乗換遠鉄西鹿島線「浜北駅徒歩3分
千葉会場 10月20日(月)
[主題]製品安全はどこまで進んだか
13:00 製品火災の現状と原因調査事例 東京消防庁 岩澤 昭一
14:20 製品安全行政の取り組みの現状 経済産業省 矢島 秀浩
15:40 製品安全と企業のコンプライアンス パナソニック株式会社 庄子 次雄
終了 17:00
浜松会場 11月6日(木)
[主題]火災・事故等の被害軽減
13:00 近年の火災被害の動向と法規制  総務省消防庁 渡辺 剛英
14:20 日常生活における事故の発生状況とその対応  東京消防庁 松川 茂夫
15:40 地震被害の軽減の為の各種情報のあり方  神戸大学 北後 明彦
終了 17:00
参加料:千葉・浜松の各会場ともテキストを含め
     会員  4,000円(賛助会員事業所借員及び後援団体職員含む)
     非会員 5,000円
詳細はこちらをご覧下さい →Download file

外国から寄贈を受けた図書

事務局で外国から寄贈を受けた図書を保管しています。閲覧を希望する場合は,事務局までご連絡下さい。

火災誌 291号(VOl.57,No6,2007) 2007年12月

話題の消防署シリーズ 第32回
神戸市垂水消防署 ( 1 )
火災291
特集:最近の火災調査事例
大電流遮断時に配線用遮断機から発生する消弧ガスによる火災
東京消防庁城東消防署(5)
水道用コールタールエナメル塗覆装配管の火災検証 本所正泰(11)
電気配線の短絡痕断面の走査型電子顕微鏡による観察 三浦雅和,福間昌実(17)
海上輸送用コンテナの爆発火災原因調査結果及びその後の取り組みについて
山田俊哉(22)
被害情報収集のための無人航空機の活用について 田村裕之(28)
消防隊員活動支援装置の研究と開発(その2)
 ―濃煙 濃水蒸気下における赤外線カメラの有効性 三浦 大(34)
誘導灯表示面のピクトグラフについて 神 忠久(38)
消防機関における研究活動報告 第9回
 高齢化社会におけるホームセキュリティからホームセーフティへの提案
溝口達夫,谷口正弘(44)
第7回アジア・オセアニア火災科学技術シンポジウム参加報告 万本 敦(49)
Interflam2007参加概要報告 中川祐一(55)
火災誌 第57巻(2007年)の年間目次 (60)
日本火災学会論文集 第57巻第3号の概要 (59)
用語解説 ショートと火災 (59)
〔火災発生事例〕
温水洗浄便座から出火して社告に発展した火災 東京消防庁予防部調査課(62)
火災ニュース (67)
原稿投稿のお誘い (69)
国際会議情報 (70)
掲示板 (71)
会告
Vol. 57 No. 62007 . 12日本火災学会発行

火災誌 290号(VOl.57,No5,2007) 2007年10月

火災誌 290号 目次
話題の消防署シリーズ 第31回
長崎市消防局・中央消防署 ( 1 )
消防隊員活動支援装置の研究と開発(その1)
 -濃煙,濃水蒸気下における赤外線カメラの有効性- 三浦 大( 5 )
建物火災の初期消火活動はどの程度の火災まで有効か 鈴木恵子(12)
火災加熱を受ける鋼架構の崩壊温度と変形限界 鈴木淳一(18)
スポーツ施設への性能設計の適用
-ウォータ・キューブ(北京オリンピック・国家水泳センター)
マリアンヌフォリー,油野健志,三澤 温(25)
中国の防災設備設計 李 小平,三上康幸(31)
建築基準法防火規定の運用・適用状況に関するヒヤリング調査の紹介
佐藤博臣,河野 守(37)
火事と火災の違い 佐藤博臣(43)
静電気安全指針2007 大澤 敦(45)
平成19年度研究発表会の概要報告 学術委員会(47)
[火災発生事例] 考え違いによる修理ミスで発生したタンクローリ火災
東京消防庁予防部調査課(49)
火災ニュース (55)
国際会議情報 (57)
お知らせ (58)
会告

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